ねずみ年の守り本尊
(恋愛成就・病の平癒)

せんじゅかんのん
干支 | ![]() |
目次
生まれた年
ねずみ年 | |||
1936年 | 1948年 | 1960年 | 1972年 |
1984年 | 1996年 | 2008年 | 2020年 |
千手観音の御姿(仏像写真)
あらまし(慈悲の深い菩薩)
観音菩薩が本地(本来のお姿)とされ、変化(へんげ)したのが「千手観音」で、頭に十一の顔をつけていることから「十一面千手観音」ともいわれています。千の手は「衆生=しゅじょう=生きとし生けるもの」をあまねく、すべてを救済するという慈悲の広さを表すとされています。仏像としては42本(または40本)の手で表現されることが多く、奈良時代(710年~)から造像されており長い歴史があります。
多くの寺院で祀られており、京都の「清水寺」や「三十三間堂」は本尊として祀られており有名です。
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清水寺 | 三十三間堂 |

御真言
オン・バザラ・タラマ・キリク
ご真言(マントラとも呼ばれます)は不思議な力のある呪文といわれ、唱えてから願い事をすると良いそうです。最初の”オン”は「帰命(きみょう)=仏の救いを信じること」、最後の”ソワカ”は「幸あれ、祝福あれ」という意味です。
梵字と読み方
梵字はインドから中国、そして日本に伝わり平安時代に「空海=真言宗の開祖」により体系化された文字。一文字で諸仏諸尊を表し、御真言とともに広まったということです。本尊として「千手観音」を祀る寺院の御朱印に使われることもあります。
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「阿弥陀如来」の梵字と同じになります。
おもな出来事、著名人など
おもな出来事
新しい順で過去5世代です。
2020年(令和2年)[表示]
- 2019年12月に中国の武漢で確認された、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が始まった年。
- 元SMAPの中居正広が3月末でジャニーズ事務所を退所。
- 新型コロナウイルスの流行により、予定されていた「東京オリンピッック」が翌年(2021年)に開催延期。
- 新型コロナウイルスにより志村けんさんが亡くなる。
2008年(平成20年)[表示]
- リーマンショックのあった年
- 北京オリンピックの開催
1996年(平成8年)[表示]
- 「たまごっち」がブーム
- アニメ「名探偵コナン」が放送開始
1984年(昭和59年)[表示]
- 在ペルー日本大使公邸占拠事件が発生。
- グリコ・森永事件が発生。 江崎グリコ社長が誘拐される。
- 東洋工業、マツダへ社名変更。
- 新紙幣が発行される( 1万円札が福澤諭吉、5千円札が新渡戸稲造、千円札が夏目漱石)
1972年(昭和47年)[表示]
- グアム島で元日本陸軍兵士横井庄一さんが発見される。
- 札幌オリンピックが開催される。
- 大阪市の千日前の千日デパートで火災(死者118人)
- カシオ計算機が世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」を発売。
子年のおもな著名人
北島三郎さん、糸井重里さん、石橋正次さん、山崎浩子さん、大場久美子さん、コロッケさん、辻元清美さん、東ちづるさん、和田秀樹さん、高田みづえさん、浅野ゆう子さん、?船越英一郎さん、黒木瞳さん、西村雅彦さん、岸本加世子さん、木村拓哉さん、長州小力さん、ヒロシさん、日村勇紀さん、はるな愛さん、梅宮アンナさん、堀江貴文さん、速水もこみちさん、えなりかずきさん
その他の干支
アイコンのリンク先で詳細を表示します。
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ねずみ | うし | とら | うさぎ |
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たつ | へび | うま | ひつじ |
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さる | とり | いぬ | いのしし |
干支ごとの人口(ご参考)
2023年時点での総務省統計局(出典)による推計人口です。干支の並び順に掲載しています。
干支 | 人口(推計) | 干支 | 人口(推計) |
子 (ねずみ) | 1113万人 | 午 (うま) | 969万人 |
丑 (うし) | 1126万人 | 未 (ひつじ) | 1027万人 |
寅 (とら) | 1093万人 | 申 (さる) | 1017万人 |
卯 (うさぎ) | 997万人 | 酉 (とり) | 980万人 |
辰 (たつ) | 1016万人 | 戌 (いぬ) | 1020万人 |
巳 (へび) | 1022万人 | 亥 (いのしし) | 1097万人 |
もっとも多いのは「丑=うし」年で約1126万人です。2番目は「子=ねずみ」年で約1113万人です。丑年の1949年(昭和24年)と前年の子年の1948年(昭和23年)は、第一次ベビーブームといわれ、その期間に生まれた方が多いことが影響しているそうです。いずれの年に生まれた方は2025年で75歳以上になります。3番目は亥年で約1097万人です。
もっとも少ないのは「午=うま」年で約969万人です。これは午年だった1966年(昭和41年)が60年ごとに巡る丙午(ひのえうま)にあたり、その年に生まれた女性は気性が荒いといった迷信があり、子どもを産むことを控えた影響と言われています。(1966年の出生数は約138万人で、前年より約46万人減少(約25%減)、翌年(未年)は約194万人で大きく増加(約42%増)しています。2026年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)になります。