虚空蔵菩薩(丑年と寅年の守り本尊)の御利益・御真言

うし年と寅年の守り本尊
(学業成就・芸事の上達)

虚空蔵菩薩
こくうぞうぼさつ
干支 うし年 寅年

うし年と寅年のイラスト

目次

生まれた年

うし年の方
2021年 2009年 1997年 1985年
1973年 1961年 1949年 1937年
とら年の方
2022年 2010年 1998年 1986年
1974年 1962年 1950年 1938年

仏像の御姿(写真)

虚空蔵菩薩

スマホ待ち受け画像

あらまし(知恵の仏)

「虚空蔵菩薩=こくううぞうぼさつ」の虚空とは、虚無という意味ではなく、”広大無辺の功徳、智恵と慈悲”を有するという意味で、人々に知恵を授ける菩薩として信仰されています。左手に持つ棒は「宝剣=ほうけん」と呼ばれ、先は尖っておらず、戦いのためでなく智恵の象徴ということです。また日の出時刻の空に輝く「明けの明星=金星」は虚空蔵菩薩の象徴とされ、「明星天子」と呼ばれることもあるそうです。

掲載している仏像写真は、十二支守護神の礼拝所(名古屋の総括寺院)でもある「大須観音の普門殿」に祀られている虚空蔵菩薩のお姿です。

虚空蔵菩薩のご利益は成績向上、記憶力増進、商売繁盛

御真言

オン バザラ アラタンノウ オンタラク ソワカ

ご真言(マントラとも呼ばれます)は不思議な力のある呪文といわれ、唱えてから願い事をすると良いそうです。最初の”オン”は「帰命(きみょう)=仏の救いを信じること」、最後の”ソワカ”は「幸あれ、祝福あれ」という意味です。

梵字と読み方

梵字はインドから中国、そして日本に伝わり平安時代に「空海=真言宗の開祖」により体系化された文字。一文字で諸仏諸尊を表し、御真言とともに広まったということです。本尊として「虚空蔵菩薩」を祀る寺院の御朱印に使われることもあります。

虚空蔵菩薩の梵字 タラーク

同じ干支の著名人

丑(うし)年

  • 1949年:さとう宗幸さん、小川知子さん、佐藤B作さん、南こうせつさん、武田鉄矢さん、大竹まことさん、火野正平さん、ガッツ石松さん、間寛平さん、勝野洋さん、斉木しげるさん、松崎しげるさん、森田健作さん
  • 1961年:石野真子さん、徳永英明さん、栗山英樹さん、哀川翔さん、岩崎良美さん、遠藤憲一さん、ジャガー横田さん、近藤芳正さん、須田慎一郎さん、中井貴一さん、伍代夏子さん
  • 1973年:宮沢りえさん、 設楽統さん、野口健さん、水森かおりさん、夏川りみさん
  • 1985年:松山ケンイチさん

寅(とら)年

  • 1950年:天龍源一郎さん、 島田洋七さん、ばんばひろふみさん、舘ひろしさん、和田アキ子さん、細川たかしさん、池上彰さん、鹿賀丈史さん、来生たかおさん、イルカさん、綾小路きみまろさん
  • 1962年:石原良純さん、布袋寅泰さん、寺脇康文さん、柳沢慎吾さん、木梨憲武さん、松田聖子さん、豊川悦司さん、小沢仁志さん、六角精児さん、藤井フミヤさん、風見しんごさん、俵万智さん
  • 1974年:後藤久美子さん、松井秀喜さん、ふかわりょうさん

その他の干支

アイコンのリンク先で詳細を表示します。

ねずみ年の守り本尊は千手観音 うし年の守り本尊は虚空蔵菩薩 とら年の守り本尊は虚空蔵菩薩 うさぎ年の守り本尊は虚文殊菩薩
ねずみ うし とら うさぎ
たつ年の守り本尊は普賢菩薩 へび年の守り本尊は普賢菩薩 うま年の守り本尊は勢至菩薩 ひつじ年の守り本尊は大日如来
たつ へび うま ひつじ
さる年の守り本尊は大日如来 とり年の守り本尊は不動明王 いぬ年の守り本尊は阿弥陀如来 いのしし年の守り本尊は阿弥陀如来
さる とり いぬ いのしし

2025年の恵方は西南西(方位角255°)

干支ごとの人口(ご参考)

2023年時点での総務省統計局(出典)による推計人口です。干支の並び順に掲載しています。

干支 人口(推計) 干支 人口(推計)
子 (ねずみ) 1113万人 午 (うま) 969万人
丑 (うし) 1126万人 未 (ひつじ) 1027万人
寅 (とら) 1093万人 申 (さる) 1017万人
卯 (うさぎ) 997万人 酉 (とり) 980万人
辰 (たつ) 1016万人 戌 (いぬ) 1020万人
巳 (へび) 1022万人 亥 (いのしし) 1097万人

もっとも多いのは「丑=うし」年で約1126万人です。2番目は「子=ねずみ」年で約1113万人です。丑年の1949年(昭和24年)と前年の子年の1948年(昭和23年)は、第一次ベビーブームといわれ、その期間に生まれた方が多いことが影響しているそうです。いずれの年に生まれた方は2025年で75歳以上になります。3番目は亥年で約1097万人です。

もっとも少ないのは「午=うま」年で約969万人です。これは午年だった1966年(昭和41年)が60年ごとに巡る丙午(ひのえうま)にあたり、その年に生まれた女性は気性が荒いといった迷信があり、子どもを産むことを控えた影響と言われています。(1966年の出生数は約138万人で、前年より約46万人減少(約25%減)、翌年(未年)は約194万人で大きく増加(約42%増)しています。2026年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)になります。

関連・出典
当サイトは宗教や理念などの普及・啓発等を目的としたものでなく、いずれの宗旨・宗派とも関係はございません。掲載内容はwikipedia(日本の仏尊)文化庁(文化財)ほか仏尊事典(学研出版)等を参考にしています。仏像写真は十二支守護神の総括寺院でもある「大須観音の普門殿」で撮影し背景を削除した画像です。
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