普賢菩薩(辰年と巳年の守り本尊)の御利益・御真言

たつ年とへび年の守り本尊
(慈悲のお力で人々を救う)

普賢菩薩
ふげんぼさつ
干支 たつ年 へび年

辰年とへび年のイラスト

目次

生まれた年

たつ年の方
2024年 2012年 2000年 1988年
1976年 1964年 1952年 1940年
へび年の方
2025年 2013年 2001年 1989年
1977年 1965年 1953年 1929年

仏像の御姿(写真)

普賢菩薩

スマホ待ち受け画像

あらまし(女性の守り尊)

普賢菩薩は文殊菩薩ととも釈迦如来の脇侍(わきじ)を務める菩薩です。単独で祀られることも多く、女性から篤い信仰を受けています。これは女人往生を説く「法華経=誰もが平等に成仏できるという仏教思想」を護持する者の前に現れるとされているため、「法華経」信仰が広まった平安時代(794年~)以降に、極楽浄土を願う女性の守り尊として、信仰を集めたということです。

また仏画には、「十羅刹女(じゅうらせつにょ)=鬼子母神を母とする法華経を守護する10人の善神」を従えていることもあるそうです。白い象に乗ってあらわれ衆生を救うと説かれています。掲載している仏像写真は、十二支守護神の礼拝所(名古屋の総括寺院)でもある「大須観音の普門殿」に祀られている普賢菩薩のお姿です。

普賢菩薩のご利益は息災延命、邪気退散、女性の守護と救済

御真言

オン・サンマヤ・サトバン

ご真言(マントラとも呼ばれます)は不思議な力のある呪文といわれ、唱えてから願い事をすると良いそうです。最初の”オン”は「帰命(きみょう)=仏の救いを信じること」という意味です。

梵字と読み方

梵字はインドから中国、そして日本に伝わり平安時代に「空海=真言宗の開祖」により体系化された文字。一文字で諸仏諸尊を表し、御真言とともに広まったということです。本尊として「普賢菩薩」を祀る寺院の御朱印にも使われています。

普賢菩薩の梵字 アン

辰年と巳年の出来事、著名人など

辰年のおもな出来事

新しい順で過去5世代です。

2024年(令和6年)[表示]
  • 能登半島地震が発生
  • 記録的な猛暑(西日本で夏の気温が統計開始以降でもっとも高い)
2012年(平成24年)[表示]
  • 東京スカイツリーが竣工
  • 金環日食が日本で観測される
2000年(平成12年)[表示]
  • 2000年問題(コンピューターの誤作動)がクローズアップされる。
  • 17歳の少年による「西鉄バスジャック事件」が発生
  • 「雪印集団食中毒事件」が発生
1988年(昭和63年)[表示]
  • リクルート事件が発覚
  • カラオケボックスが定着し始めた年
  • パソコン通信で日本国内初のコンピュータウイルスが見つかる
1976年(昭和51年)[表示]
  • トーク番組「徹子の部屋」が放送開始
  • 日本初のドライブスルー登場

巳年のおもな出来事

新しい順で過去5世代です。

2013年(平成25年)[表示]
  • 2020年夏季オリンピックの誘致が決定。
  • 長嶋茂雄と松井秀喜に対する国民栄誉賞授与。
2001年(平成13年)[表示]
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が大阪市に開業。
  • 東京ディズニーシーが開園。
  • 映画「千と千尋の神隠し」公開される。
  • 歌舞伎町ビル火災(死者44人)が発生。
1989年(昭和64年/平成元年)[表示]
  • 1月7日に昭和天皇が崩御。1月8日から平成が始まる。
  • 美空ひばりさんがご逝去(享年52歳)。
1977年(昭和52年)[表示]
  • 王貞治さんがが第1回目の国民栄誉賞を受賞。
  • 長崎バスジャック事件が発生。
1965年(昭和40年)[表示]
  • 「オロナミンCドリンク」が発売される。
  • 北炭夕張炭鉱でガス爆発事故(死者61名)が発生。
  • 富士山レーダー観測開始(1999年まで)
  • 初の国産旅客機YS-11が就航

辰年のおもな著名人

加山雄三さん、岸本加世子さん、中島みゆきさん、阿部寛さん、水谷豊さん、三浦翔平さん、田中将大さん、松坂慶子さん、高橋克典さん、高島礼子さん、出川哲朗さん、三浦友和さん、さだまさしさん、鳥羽一郎さん、堤真一さん、竹内力さん、中野英雄さん

巳年のおもな著名人

氷川きよしさん、香川照之さん、中森明菜さん、山下達郎さん、松本伊代さん、YOSHIKIさん、吉川晃司さん、松平健さん、松たか子さん、香取慎吾さん、研ナオコさん、三田佳子さん、太田光さん、小林幸子さん、加藤清史郎さん、ヒロミさん、徳光和夫さん、仲村トオルさん、橋爪功さん、萩本欽一さん、竹下景子さん、劇団ひとりさん、田中裕二さん、小林稔侍さん、林修さん、杉本哲太さん、石坂浩二さん

その他の干支

アイコンのリンク先で詳細を表示します。

ねずみ年の守り本尊は千手観音 うし年の守り本尊は虚空蔵菩薩 とら年の守り本尊は虚空蔵菩薩 うさぎ年の守り本尊は虚文殊菩薩
ねずみ うし とら うさぎ
たつ年の守り本尊は普賢菩薩 へび年の守り本尊は普賢菩薩 うま年の守り本尊は勢至菩薩 ひつじ年の守り本尊は大日如来
たつ へび うま ひつじ
さる年の守り本尊は大日如来 とり年の守り本尊は不動明王 いぬ年の守り本尊は阿弥陀如来 いのしし年の守り本尊は阿弥陀如来
さる とり いぬ いのしし

2025年の恵方は西南西(方位角255°)

干支ごとの人口(ご参考)

2023年時点での総務省統計局(出典)による推計人口です。干支の並び順に掲載しています。

干支 人口(推計) 干支 人口(推計)
子 (ねずみ) 1113万人 午 (うま) 969万人
丑 (うし) 1126万人 未 (ひつじ) 1027万人
寅 (とら) 1093万人 申 (さる) 1017万人
卯 (うさぎ) 997万人 酉 (とり) 980万人
辰 (たつ) 1016万人 戌 (いぬ) 1020万人
巳 (へび) 1022万人 亥 (いのしし) 1097万人

もっとも多いのは「丑=うし」年で約1126万人です。2番目は「子=ねずみ」年で約1113万人です。丑年の1949年(昭和24年)と前年の子年の1948年(昭和23年)は、第一次ベビーブームといわれ、その期間に生まれた方が多いことが影響しているそうです。いずれの年に生まれた方は2025年で75歳以上になります。3番目は亥年で約1097万人です。

もっとも少ないのは「午=うま」年で約969万人です。これは午年だった1966年(昭和41年)が60年ごとに巡る丙午(ひのえうま)にあたり、その年に生まれた女性は気性が荒いといった迷信があり、子どもを産むことを控えた影響と言われています。(1966年の出生数は約138万人で、前年より約46万人減少(約25%減)、翌年(未年)は約194万人で大きく増加(約42%増)しています。2026年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)になります。

関連・出典
当サイトは宗教や理念などの普及・啓発等を目的としたものでなく、いずれの宗旨・宗派とも関係はございません。掲載内容はwikipedia(日本の仏尊)文化庁(文化財)ほか仏尊事典(学研出版)等を参考にしています。仏像写真は十二支守護神の総括寺院でもある「大須観音の普門殿」で撮影し背景を削除した画像です。
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