阿弥陀如来(戌年・亥年の守り本尊)の御利益・御真言

来世への救いを導く如来

阿弥陀如来
あみだにょらい
干支 いぬ年 いのしし年

いぬといのしし年のイラスト

目次

生まれた年

いぬ年の方
2030年 2018年 2006年 1994年
1982年 1970年 1958年 1946年
いのしし年の方
2031年 2019年 2007年 1995年
1983年 1971年 1959年 1947年

仏像の御姿(写真)

阿弥陀如来

スマホ待ち受け画像

あらまし

「阿弥陀如来」は国内で祀られる寺院数が非常に多い仏像です。平安時代に浄土教の思想により、人々を極楽浄土へ導く存在として広まったということです。浄土宗・浄土真宗では本尊とされ念仏である「南無阿弥陀仏」を唱えることで、極楽浄土へ往生できるとされています。

本尊として「阿弥陀如来」を祀る有名な寺院

平等院鳳凰堂(本尊は阿弥陀如来) 鎌倉大仏(阿弥陀如来)
平等院鳳凰堂 鎌倉大仏
  • 京都府宇治市の「平等院」は藤原頼通(藤原道長の息子)により、開基(建立は1052年)された寺院。
  • 神奈川県鎌倉市にある「鎌倉大仏」は「高徳院=こうとくいん」の本尊。
阿弥陀如来のご利益は極楽往生、健康長寿、開運招福

御真言

オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン

ご真言(マントラとも呼ばれます)は不思議な力のある呪文といわれ、唱えてから願い事をすると良いそうです。最初の”オン”は「帰命(きみょう)=仏の救いを信じること」という意味です。

「浄土宗」の本尊は阿弥陀如来で、三尊で祀る場合は右脇侍は「観音菩薩」、左脇侍は「勢至菩薩」ですが、上記の真言は唱えないということです。また「浄土真宗」の本尊は阿弥陀如来の一尊ですが、同様に上記の真言は唱えないということです。いずれも念仏の「南無阿弥陀仏=なむあみだぶつ」を唱えることで極楽往生できるとされています。

阿弥陀如来の梵字と読み方

梵字はインドから中国、そして日本に伝わり平安時代に「空海=真言宗の開祖」により体系化された文字。一文字で諸仏諸尊を表し、御真言とともに広まったということです。本尊として「阿弥陀如来」を祀る寺院の御朱印に使われることもあります。

阿弥陀如来の梵字 キリーク

千手観音」の梵字と同じになります。

いぬ年のおもな著名人

大谷翔平さん、小栗旬子さん、深田恭子さん、熊田曜子さん、向井理さん、石川さゆりさん、藤原竜也さん、時任三郎さん、原田龍二さん、堺正章さん

いのしし年のおもな著名人

あき竹城さん、竹野内豊さん、小倉優子さん、小田和正さん、中島知子さん、松田龍平さん、渡辺謙さん、美輪明宏さん、京本政樹さん、西田敏行さん、岸部一徳さん、ビートたけしさん、博多大吉さん、千昌夫さん、高田純次さん、泉ピン子 さん、太川陽介さん、寺尾聰さん、瀬川瑛子さん、カンニング竹山さん、春風亭昇太さん

その他の干支

アイコンのリンク先で詳細を表示します。

ねずみ年の守り本尊は千手観音 うし年の守り本尊は虚空蔵菩薩 とら年の守り本尊は虚空蔵菩薩 うさぎ年の守り本尊は虚文殊菩薩
ねずみ うし とら うさぎ
たつ年の守り本尊は普賢菩薩 へび年の守り本尊は普賢菩薩 うま年の守り本尊は勢至菩薩 ひつじ年の守り本尊は大日如来
たつ へび うま ひつじ
さる年の守り本尊は大日如来 とり年の守り本尊は不動明王 いぬ年の守り本尊は阿弥陀如来 いのしし年の守り本尊は阿弥陀如来
さる とり いぬ いのしし

2025年の恵方は西南西(方位角255°)

干支ごとの人口(ご参考)

2023年時点での総務省統計局(出典)による推計人口です。干支の並び順に掲載しています。

干支 人口(推計) 干支 人口(推計)
子 (ねずみ) 1113万人 午 (うま) 969万人
丑 (うし) 1126万人 未 (ひつじ) 1027万人
寅 (とら) 1093万人 申 (さる) 1017万人
卯 (うさぎ) 997万人 酉 (とり) 980万人
辰 (たつ) 1016万人 戌 (いぬ) 1020万人
巳 (へび) 1022万人 亥 (いのしし) 1097万人

もっとも多いのは「丑=うし」年で約1126万人です。2番目は「子=ねずみ」年で約1113万人です。丑年の1949年(昭和24年)と前年の子年の1948年(昭和23年)は、第一次ベビーブームといわれ、その期間に生まれた方が多いことが影響しているそうです。いずれの年に生まれた方は2025年で75歳以上になります。3番目は亥年で約1097万人です。

もっとも少ないのは「午=うま」年で約969万人です。これは午年だった1966年(昭和41年)が60年ごとに巡る丙午(ひのえうま)にあたり、その年に生まれた女性は気性が荒いといった迷信があり、子どもを産むことを控えた影響と言われています。(1966年の出生数は約138万人で、前年より約46万人減少(約25%減)、翌年(未年)は約194万人で大きく増加(約42%増)しています。2026年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)になります。

関連・出典

当サイトは宗教や理念などの普及・啓発等を目的としたものでなく、いずれの宗旨・宗派とも関係はございません。掲載内容はwikipedia(日本の仏尊)文化庁(文化財)ほか仏尊事典(学研出版)等を参考にしています。仏像写真は十二支守護神の総括寺院でもある「大須観音の普門殿」で撮影し背景を削除した画像です。
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