御田植(浅野祥雲)五色園

御田植
[目次]

「浅野祥雲」の素晴らしいコンクリート塑像の作品を紹介するページであり、特定の宗教やその教えの流布を目的したものではありません。また当サイトは宗教法人「五色園」とは関係ございません。

田植えの村人に念仏の功徳を
教える親鸞聖人の伝承

親鸞聖人が関東で布教しているときに、田植えの厳しい仕事をする村人たちに、一緒に田植えをしながら念仏の功徳と楽しさを伝える伝承です。

お田植えの写真

季節により周囲の草木などで景色が異なることがあります。(2022年~2024年の写真です)塑像作品の写真は拡大表示します。

村人が田植えをされている情景

▲村人が田植えをされている情景

村人と一緒に田植えをする親鸞聖人

▲村人と一緒に田植えをする親鸞聖人(真ん中)

村人の塑像

▲村人の塑像

親鸞聖人の塑像

▲親鸞聖人の塑像

▲厳しい仕事をする村人

塑像が伝える伝承

五色園による御田植の説明板

塑像が伝える「親鸞聖人」を中心とした伝承や教えなどを要約して掲載しています。内容は複数の解釈や諸説ある場合がございます。

解説は「五色園の公式サイト」から出典し要約して掲載しています。注釈は当サイトで付記しています。

親鸞聖人が関東で布教していたある日、田植えをしていた場所を訪れました。田植えをする村人が、念仏を唱えることもなく厳しい仕事に明け暮れており、このままでは未来に大切なことに気づかないだろうと、一緒に田植えをしながら念仏の功徳と楽しさを伝えました。

そして「南無阿弥陀仏」の念仏を次の唄にして、阿弥陀仏の慈悲を説かれたということです。

五劫思惟の苗代に  兆載永劫(※)のしろをして
一念帰命のたねをおろし  自力雑行の草を取り
念々相続の水を流し  往生の秋になりぬれば
このみとるこそうれしけれ
南無阿弥陀仏  南無阿弥陀仏

村人たちは魅了され、声をそろえて唄いだしました。

※兆載永劫(ちょうさいようごう)=極めて長い時間のこと

御田植までのルート

五色園内の案内図

下記マップ⑧の場所です。「不動明王尊」から先に進んでスグの場所で、ほぼ隣接する場所です。御田植えの塑像が見えるため迷うことはないと思います。この場所の前は大きな池の柵です。

五色園の塑像場所マップ

  • 入り口から終点までの徒歩時間は緑色の道路が約8分(本堂前の階段まで)、青色の道路は約11分(本堂裏手まで)です。見学せずに歩いた場合です。
  • 各場所の距離感は目安程度でお願いします。
  • 番号は塑像ごとに近いエリアで掲載しており、「五色園」が塑像付近に掲げられた案内板の番号ではありません。(案内板はないところもあり、文字も消えかかっています)

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(印刷はA4タテを推奨)

案内図はご自由にお使いください。

(1)塑像が近い順番に巡る

浅野祥雲の作品集 桜ヶ池大蛇入定の由来 桜ヶ池大蛇入定の由来
⑦不動明王尊 ⑨桜ヶ池大蛇入定の由来

(2)浅野祥雲の塑像(一覧)

[3-1]車両の通行が出来る道路側(脇道ルートを含む)、および本堂または寺務所付近

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)

01 月見の宴 02 信行両座 03 赤山明神
貴婦人解逅
04 身代わり
の名号
05 縁結び
弁財天女
06 川越の名号
07 不動明王 08 御田植 09 桜ケ池大蛇
入定の由来
10 御流罪 11 親子悲願仏 12 鈴虫松虫の
剃髪得度
13 肉付の面 14 日野左衛門
門前石枕
15 五劫思惟仏
16 六角堂ご参篭
雲母坂お通い

[3-2]車両通行禁止の道路側(脇道ルートを含む)

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)すべて徒歩で巡るルートです。

17 板敷山
弁円狙撃
18 弁円悔悟 19 六角堂
(百夜祈願)
20 箱根権現
御饗応
21 日吉丸矢作橋
出世の緒
22 夜盗耳四郎
聞法の場

総合ページ

(3)見学時に注意すること

  • 池の近くに設置されておりマムシに注意が必要です。。
  • 設置場所は雑草や草木が多く足元に注意が必要です。
  • 雨のあとは地面のぬかるみに注意が必要です。
園内共通の注意点[危険生物など表示]

塑像作品の多くは雑木林の中や草木が多い場所です。また足場の悪い石段もあります。散策には歩きやすい靴(スニーカー等)をおすすめします。自然豊かな環境であるがゆえ、春から秋はマムシやスズメバチに注意が必要です。レジャー施設ではなく宗教公園で霊園もあり、散策には配慮が必要だと思います。

一般参拝者用のトイレは本堂への階段下付近(霊園の近く)にしかありません。(飲料水の自販機も同じで1か所だけ)暑い季節は熱中症にお気をつけください。携帯電話は筆者が確認した範囲では圏内(au)です。しかし電波が弱い場所もあります。

危険生物
マムシは待ち伏せで獲物を捕まえる習性があり、地面や落ち葉と同化して動かないことも多く、気づきにくいので特に注意が必要。(池など水辺で見かけることも多い)スズメバチの巣は雑木林の中、倒木などにあることも多いです。

ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意するゆっくり静かにその場を離れる。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。(大阪府医師会のページから引用)

(4)参考文献・サイトなど

#浅野祥雲 #五色園 #日進市