五劫思惟仏(浅野祥雲)五色園

五劫思惟仏
[目次]

「浅野祥雲」の素晴らしいコンクリート塑像の作品を紹介するページであり、特定の宗教やその教えの流布を目的したものではありません。また当サイトは宗教法人「五色園」とは関係ございません。

阿弥陀如来と親鸞聖人が敬う
聖徳太子の像が並ぶ

五劫思惟(ごこう しゆい)は、阿弥陀如来が修行をされているときに、衆生救済を考え続けらたという意味だそうです。

塑像の写真

季節により周囲の草木などで景色が異なることがあります。(2022年~2024年の写真です)塑像作品の写真は拡大表示します。

五劫思惟の石碑(五色園)

▲入り口にある五劫思惟の石碑

阿弥陀如来の像

▲阿弥陀如来の像。伝承では如来が修行中であり、苦行で痩せている印象ですね。

女性の像

▲この女性が誰なのかは分かりませんでした。幼少の頃の親鸞像と同じ場所なので、母親の吉光御前(きっこうごぜん)かもしれないですね。御前については史料が少なく、詳しい人物像は不明ということです。

聖徳太子の像と親鸞聖人幼少の頃(松若丸)の像

▲左は聖徳太子の像、右は親鸞聖人幼少の頃(松若丸)の像です。

塑像の由来

塑像が伝える「親鸞聖人」を中心とした伝承や教えなどを要約して掲載しています。内容は複数の解釈や諸説ある場合がございます。

「五劫思惟=ごこう しゆい」は、阿弥陀如来が修行をされているときに、衆生救済を五劫(非常に長い時間の意味)の間、考え続けらたことを表したものだそうです。「五色園」には聖徳太子の像が阿弥陀如来、親鸞聖人(浄土真宗の開祖)と並んで設置されています。聖徳太子の像は浅野祥雲の作であるかは不明ですが、聖人は聖徳太子を敬っていたと伝えられており、その歴史を伝える目的だであろうと拝察します。

五劫思惟仏までのルート

五色園内の案内図

下記マップ⑮の場所です。五色園の寺務所や宿坊の建物の前を通り、駐車場入り口のスグ右側です。やや奥に入った場所なので気づきにくいかもしれません。

五色園の塑像場所マップ

  • 入り口から終点までの徒歩時間は緑色の道路が約8分(本堂前の階段まで)、青色の道路は約11分(本堂裏手まで)です。見学せずに歩いた場合です。
  • 各場所の距離感は目安程度でお願いします。
  • 番号は塑像ごとに近いエリアで掲載しており、「五色園」が塑像付近に掲げられた案内板の番号ではありません。(案内板はないところもあり、文字も消えかかっています)

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(印刷はA4タテを推奨)

案内図はご自由にお使いください。

寺務所の建物近く 五劫思惟仏
上記建物の奥側に隣接 駐車場の入り口スグ右側

(1)見学時に注意すること

  • 設置場所は見学しやすい場所です。
  • 足元と頭上(建物)に注意が必要です。
園内共通の注意点[危険生物など表示]

塑像作品の多くは雑木林の中や草木が多い場所です。また足場の悪い石段もあります。散策には歩きやすい靴(スニーカー等)をおすすめします。自然豊かな環境であるがゆえ、春から秋はマムシやスズメバチに注意が必要です。レジャー施設ではなく宗教公園で霊園もあり、散策には配慮が必要だと思います。

一般参拝者用のトイレは本堂への階段下付近(霊園の近く)にしかありません。(飲料水の自販機も同じで1か所だけ)暑い季節は熱中症にお気をつけください。携帯電話は筆者が確認した範囲では圏内(au)です。しかし電波が弱い場所もあります。

危険生物
マムシは待ち伏せで獲物を捕まえる習性があり、地面や落ち葉と同化して動かないことも多く、気づきにくいので特に注意が必要。(池など水辺で見かけることも多い)スズメバチの巣は雑木林の中、倒木などにあることも多いです。

ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意するゆっくり静かにその場を離れる。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。(大阪府医師会のページから引用)

(2)塑像が近い順番に巡る

日野左衛門 門前石枕 日野左衛門 門前石枕 六角堂御参篭雲母坂お通い 六角堂御参篭雲母坂お通い
⑭日野左衛門 門前石枕 ⑯六角堂御参篭雲母坂お通い

(3)浅野祥雲の塑像(一覧)

[3-1]車両の通行が出来る道路側(脇道ルートを含む)、および本堂または寺務所付近

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)

01 月見の宴 02 信行両座 03 赤山明神
貴婦人解逅
04 身代わり
の名号
05 縁結び
弁財天女
06 川越の名号
07 不動明王 08 御田植 09 桜ケ池大蛇
入定の由来
10 御流罪 11 親子悲願仏 12 鈴虫松虫の
剃髪得度
13 肉付の面 14 日野左衛門
門前石枕
15 五劫思惟仏
16 六角堂ご参篭
雲母坂お通い

[3-2]車両通行禁止の道路側(脇道ルートを含む)

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)すべて徒歩で巡るルートです。

17 板敷山
弁円狙撃
18 弁円悔悟 19 六角堂
(百夜祈願)
20 箱根権現
御饗応
21 日吉丸矢作橋
出世の緒
22 夜盗耳四郎
聞法の場

総合ページ

(4)参考文献・サイトなど

#浅野祥雲 #五色園 #日進市