縁結び弁財天女(浅野祥雲)五色園

縁結び弁財天女
[目次]

「浅野祥雲」の素晴らしいコンクリート塑像の作品を紹介するページであり、特定の宗教やその教えの流布を目的したものではありません。また当サイトは宗教法人「五色園」とは関係ございません。

池に佇む縁結びの弁財天女

「弁財天女=べんざいてんにょ」は七福神の女性の神様として、多くの人に愛されています。

塑像の写真

季節により周囲の草木などで景色が異なることがあります。(2022年~2024年の写真です)塑像作品の写真は拡大表示します。

縁結びの弁財天女

▲縁結びの弁財天女の像

穏やかで優しい表情ですね。

▲穏やかで優しい表情ですね。

後ろ姿

▲縁結びの弁財天女の後ろ姿です。

池を挟んで観た弁財天女の像

▲池を挟んで観た弁財天女の像。11月下旬ごろから12月初旬は紅葉も綺麗です。

塑像が伝える伝承

縁結び弁財天女=えんむすびのべんざいてんにょ」については、「五色園」の解説はないようです。「弁財天」は七福神の中で唯一の女性の神様として、多くの人に親しまれています。「五色園」では縁結びのご利益があるようですね。ルーツはインド・ヒンドゥー教の女神「サラスヴァティー」で”川の神または水と豊穣の女神”と伝えられています。

「弁財天」は水がある場所(湖や池)の近くに祀られることが多く、五色園の「弁財天女」も池の中に建てられています。ちなみに日本三大弁天は、宝厳寺(滋賀県・琵琶湖の竹生島)、大願寺(広島県廿日市)、江島神社(神奈川県藤沢市)とされています。名古屋市で有名なのは港区にある宝厳寺の別院で「辯天寺=べんてんじ」です。県内では蒲郡市の竹島にある「八百富神社」で、宝厳寺から勧請した弁財天様が祀られています。竹島には橋で渡ることができ、たいへん風光明媚なところです。

縁結び弁財天女までのルート

五色園内の案内図

下記マップ⑤の場所です。本堂前に続く車道から右側に見える場所なので、迷うことはないと思います。池に建てられています。

五色園の塑像場所マップ

  • 入り口から終点までの徒歩時間は緑色の道路が約8分(本堂前の階段まで)、青色の道路は約11分(本堂裏手まで)です。見学せずに歩いた場合です。
  • 各場所の距離感は目安程度でお願いします。
  • 番号は塑像ごとに近いエリアで掲載しており、「五色園」が塑像付近に掲げられた案内板の番号ではありません。(案内板はないところもあり、文字も消えかかっています)

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(印刷はA4タテを推奨)

案内図はご自由にお使いください。

(1)塑像が近い順番に巡る

身代わりの名号 身代わりの名号 川越の名号 川越の名号
④身代わりの名号 ⑥川越の名号

(2)浅野祥雲の塑像(一覧)

[3-1]車両の通行が出来る道路側(脇道ルートを含む)、および本堂または寺務所付近

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)

01 月見の宴 02 信行両座 03 赤山明神
貴婦人解逅
04 身代わり
の名号
05 縁結び
弁財天女
06 川越の名号
07 不動明王 08 御田植 09 桜ケ池大蛇
入定の由来
10 御流罪 11 親子悲願仏 12 鈴虫松虫の
剃髪得度
13 肉付の面 14 日野左衛門
門前石枕
15 五劫思惟仏
16 六角堂ご参篭
雲母坂お通い

[3-2]車両通行禁止の道路側(脇道ルートを含む)

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)すべて徒歩で巡るルートです。

17 板敷山
弁円狙撃
18 弁円悔悟 19 六角堂
(百夜祈願)
20 箱根権現
御饗応
21 日吉丸矢作橋
出世の緒
22 夜盗耳四郎
聞法の場

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(3)見学時に注意すること

  • 小さな橋の上から近くに見える場所です。特に危ない場所ではありませんが、池の中に設置されており、特に子どもは転落事故に注意が必要です。
  • 春から秋はマムシに注意が必要です。
園内共通の注意点[危険生物など表示]

塑像作品の多くは雑木林の中や草木が多い場所です。また足場の悪い石段もあります。散策には歩きやすい靴(スニーカー等)をおすすめします。自然豊かな環境であるがゆえ、春から秋はマムシやスズメバチに注意が必要です。レジャー施設ではなく宗教公園で霊園もあり、散策には配慮が必要だと思います。

一般参拝者用のトイレは本堂への階段下付近(霊園の近く)にしかありません。(飲料水の自販機も同じで1か所だけ)暑い季節は熱中症にお気をつけください。携帯電話は筆者が確認した範囲では圏内(au)です。しかし電波が弱い場所もあります。

危険生物
マムシは待ち伏せで獲物を捕まえる習性があり、地面や落ち葉と同化して動かないことも多く、気づきにくいので特に注意が必要。(池など水辺で見かけることも多い)スズメバチの巣は雑木林の中、倒木などにあることも多いです。

ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意するゆっくり静かにその場を離れる。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。(大阪府医師会のページから引用)

(4)参考文献・サイトなど

#浅野祥雲 #五色園 #日進市