白美龍神社(牧野ケ池緑地公園内)のご利益とルート

森の中に鎮座する白蛇の女神

木々に囲まれた神域・パワースポット。これまで「羽白美衣龍神社」でしたが、現在は「#白美龍神社 =はくびりゅうじんじゃ」に名称が統一されたようです。

白美龍神社(牧野が池公園内)
名古屋市名東区の「牧野が池緑地公園」内に鎮座しています。御祭神は「白美龍神=はくびりゅうじん」で女神さまです。ご利益は病気平癒、婦人病、金運上昇、商売繁盛、厄除けと記されています。

2025年(令和7年)は巳年で例年より参拝される方も多いようです。白蛇(縁起がよい象徴ともいわれます)を祀る数少ない神社です。

[目次]

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鳥居から社殿まで(往路)

境内へつづく鳥居は公園内の野球場近くにあります。鳥居をくぐっても竹林を通る道しか見えず、初めての方はちょっと勇気がいる場所です。

白美龍神社の鳥居

所要時間など

  • 鳥居からの社殿まで1本道で徒歩約10分です。3月の快晴の日(気温12℃)に、ややゆっくり歩いたときの実測です。
  • 雑木林の中を通る道で舗装されていません。少しづつ整備が進んでいるようですが、2024年3月時点でも非常に歩きにくく険しい小径です。社殿までは大きな起伏が目立ち、木の根が張った場所も多くあります。季節によっては落ち葉に覆われているため、滑ってケガをしないように十分な注意が必要です。神社を管理されてる方のお話では、愛知県が管理している公園であり、完全な整備は難しいということです。比較的歩きやすいルートをこのページ中段以降に掲載していますので、そちらをおすすめします。
  • 下記の写真のように、アドベンチャーな場所が多くあります。(写真は拡大表示)
鳥居をくぐりスグの道 木の根が多い
① 鳥居をくぐりスグの道 ② 木の根が多い
転落注意 大きな起伏
③ 転落注意(柵なし) ④ 大きな起伏
雨の後は滑りやすい 約10分で境内
⑤ 雨の後は滑りやすい ⑥ 約10分で社殿到着
参道でなく山道。安全対策なし!

入り口付近に通行の注意を促す看板などなく、途中で引き返す方も少なくないようです。子どもや高齢の方はこのルートを絶対避けるべき!またサンダル履きではケガをする恐れもあります。

雨や雪が降ったあとは粘土質の土がぬかるみ、かなり滑りやすくなっています。崖との境界にロープが張られている場所もありますが、転落を防止するものではなく、掴まるのはたいへん危険です。(大人の体を支える強度でないと思います)崖下の深さは足が震えるほどではないものの、落ちたらヤバい感じです。2人以上で10月~5月の晴れた日に参拝をおすすめします。

Danger![read]

The approach to the shrine is undulating, with tree roots growing in many places, and depending on the season, fallen leaves may pile up, so you need to be careful not to slip and get hurt. After rain or snow, the clay soil becomes muddy and very slippery. There are ropes strung up at the edge of the cliff in some places, but they do not prevent falls and it is very dangerous to grab onto them. Children and the elderly should definitely avoid them! Also, wearing sandals may cause injury.

社殿の写真

2つ目の鳥居を抜けると社殿があります。創建から70余年の歳月を感じる佇まいです。(一度建て替えられているそうです)公園内にあるものの風が揺らす木々の音しか聞こえません。ここだけ、ゆっくりとした時間の流れを感じます。写真をスライドで掲載します。社殿は24時間カメラで監視されており、防犯対策はしっかりしています。

スワイプ 写真をスライド表示(スワイプ)

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4月~5月初旬は鯉のぼりが泳いでいます。ベンチに腰かけ春の風を感じるのもいいですね。まちなかに残された昭和チックな場所でもあります。飾り付けは季節により異なり、四季折々の花が植えられるなど、近年は境内のお手入れが行き届いています。年末年始の飾りは華やかで、お正月は神事も行われています。

鯉のぼり 牧野が池公園鯉のぼり

白蛇で金運アップ

▲社殿には石で形づくられた白蛇様が置かれており、ナデナデすると金運がアップするそうです。

カラフルな提灯と風鈴は、どこか既視感を感じさせる風景です。社殿というより、むかし話に出てくる神様の”祠=ほこら”のイメージです。都市部では貴重な風情です。

▲木々を揺らす風と風鈴の音(約25秒の映像)

白美龍神の由来とご真言

神社の由来[表示する]

注釈は当サイトで付記

昭和28年(1953年)の夏、「愛知カンツリー倶楽部=昭和29年(1954年)開業」のゴルフコース建設に従事する40人余りの人たちが白大蛇を目撃した。白大蛇は「五合池」の面に姿を見せて泳いでいた。大蛇は一尺五寸(約46センチ)の胴廻り、長さは三間(約5.5メートル)ほどもあり、目撃した人たちは恐怖のあまり、悪寒・発熱などで数日間床に臥せた。地元である当時の高針村では、一刻も早くお祀りし村の降盛(りゅうせい)とゴルフコース工事の安全を祈ろうと声が高まった。

※伝承は誇張されていると思いますが、日本に生息するアオダイショウでも最大で全長は2mくらいです。

地元御嶽(おんたけ)行者の祈祷によれば、これは霊妙なる神通力を有する白蛇で、すでに江戸時代にこの地に棲んでいたが、ゴルフ場の建設でだんだん棲家を狭められ、遂に人前に姿を現したということです。龍神として祀ることで姿を消し、祭祀(さいし)を怠らなければ永く池に棲み、大願成就の神通力を発揮するものなりとの御神託を得たということです。神社の建立には、当時の愛知県知事である桑原幹根氏(1895年-1991年で戦後すぐの知事)の働きにより、愛知県の財界からも寄付を集め、「五合池」を見下ろす丘の上に造られたということです。毎月27日を縁日と定め、春と秋の2回、大祭を行うということです。

summary[read]

This shrine was built in 1953 and enshrines the White Snake God. It is said that wishes such as recovery from illness, financial luck, and business prosperity will come true here.

ご真言[表示する]

白美龍神社のFBに掲載されていました。テキストで引用します。

南莫悉地羽白美衣(のうまくしっちは はくいびい)

母陀納銘伽沙似栄裟婆訶(ぼだんなんめいきゃしゃ にえいそわか)

2025年の「巳の日」

暦では十二支ごとの日があります。巳(へび)は弁財天の遣いとされており、金運がアップするという説もあるようです。

今年の月日を表示する

太文字は「巳巳の日=60日ごとの巳の日」で、より金運がパワーアップするそうです。

1月12日(日) 1月24日(金) 2月5日(水) 2月17日(月)
3月1日(土) 3月13日(木) 3月25日(火) 4月6日(日)
4月18日(金) 4月30日(水) 5月12日(火) 5月24日(土)
6月5日(木) 6月17日(火) 6月29日(日) 7月11日(金)
7月23日(水) 8月4日(月) 8月16日(土) 8月28日(木)
9月9日(火) 9月21日(日) 10月3日(金) 10月15日(水)
10月27日(月) 11月8日(土) 11月20日(木) 12月2日(火)
12月14日(日) 12月26日(金) // //

2025年の「吉日カレンダー」はこちから>>

五合池

五合池

白蛇が泳いでいたとされる「五合池」はゴルフ場内にあり、一般の立ち入りはできません。

白蛇のイメージ

池を泳ぐ白蛇のイメージ
白蛇の夢

白い蛇は弁財天の遣い、龍神様として祀られることも多く、日本では信仰の対象になっています。また白蛇の夢をみると、幸運の訪れや新しい出会いを暗示しているという説もあります。画像はAIで生成した白蛇のイメージですが、おやすみの前にじーっと見てから眠りにつけば、夢の中に白蛇が現れてお告げがあるかも!?(ヘビが苦手な方をのぞく)

summary[read]

White snakes are often worshipped as messengers of Benzaiten and dragon gods, and are the subject of faith in Japan. There is also a theory that dreaming about a white snake suggests the arrival of good luck or a new encounter.

恐怖のヘビ神社!?

2025年1月8日放送のCBCテレビ番組「太田×石井のデララバ」で、紹介されていました。番組では「恐怖のヘビ神社」と話題に (;°-°;))) …現地ロケは大晦日の夜10時30分過ぎから、鳥居からのルートを撮影されたようです。この日は新月で真っ暗(明かりなしでは自分の手も見えない)で気温は5℃前後です。

そんな中でスタッフの方々は、ヘビー級のデンジャラスな道を歩き日の出まで取材を続けたのは、さぞかし大変だったのではと思います。お化けの噂は聞かないものの、夜に雑木林を抜ける悪路を歩くのは超危険です。

スマホ待ち受け画像にどうぞ

白蛇イメージ(拡大表示)

白美龍神 牧野が池公園内の神社 白美龍神社

まとめてダウンロード
(zip形式)

上記を含め5つの白蛇画像(いずれもjpeg)を同梱しています。

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白蛇のお守り

白美龍のお守り

かわいらしい白蛇模型が入っています。初穂料は250円(2024年3月時点)でした。

ご利益

白い蛇のご利益

帰り道(復路)
鳥居を出てスグの道 2~3分で分岐(左方向へ)
① 鳥居を出てスグの道 ② 分岐を左へ
比較的平坦な道 左折し2~3分で出口
③ 比較的歩きやすい ④ 直進2~3分で出口

往路を戻りますが途中(②の分かれ道)で左折し、公園の運動場側に出るルートを通ります。一部に起伏がありますが左折のあとは歩きやすい道です。

白美龍神社

▲出口から見た風景。下記のルート②の入り口です。

3つのルート(社殿への行き方)

繰り返しになりますが、いずれのルートも雨や雪の日、その影響が残る場合は避けるべきです。近年に大きな事故の発生は聞かないですが、県が管理する公園であり、安全第一を考えれば①と③は通行禁止レベルだと思います。

Route 2 is the easiest and recommended route. Routes 1 and 3 are more dangerous.

  • 公園の案内図を参考に当サイトで作成
  • 写真と説明・QRを追加(2025/1/4)
  • 画像の再利用はご自由にどうぞ

白美龍神社までの行き方(牧野hが池緑地公園内)

▲園内の道路は自動車・バイクも通行します。交通事故にご注意を。また境内にトイレはなく、②の入り口付近がもっとも近い場所です。

① 野球場近くの鳥居から進む

これまでご紹介したルートです。道は全体に悪路です。Very dangerous route!


② 運動場の付近の入り口
このルートがもっとも歩きやすく、おすすめします。(一部に起伏あり)入り口は運動場付近のトイレ(公園南側で駐車場から遠いほう)を目安に進むと分かりやすいです。社殿までの所要時間は5~6分、1か所右折するのみで迷うことはないですが、境内の手前には大きな起伏があります。ちょっとした探検気分です。

A relatively easy route

運動場側

途中の道(写真)は、最初に掲載した鳥居からのルートで、帰り道をご参照ください。


③ 社殿の裏を回る道

②の入り口から右(南側)方向に徒歩1分程度で入り口があります。(鳥居はありません)境内の裏側を回り社殿に続く上り道です。3つのルートの中で最短距離(3分程度)であるものの、道幅は非常に狭く柵などのない崖の道で、平坦な場所はありません。(写真は拡大表示)

Very dangerous route!

特に雨や雪の後はたいへん危険です。同様に社殿の左側から下る場合も同じです。

入り口の写真 社殿の裏に続く崖路
① 入り口の写真 ② 社殿の裏に続く崖路
起伏のある道 社殿側からの写真
③ 平坦な道はなし ④ 社殿の左側に着きます

若い人なら「これくらいは余裕じゃん!」で、ひょいひょい上って行けそうですが、おじさんにはキツイ道でした^^;くれぐれも転倒や転落事故にはご注意ください。

写真④から下る際に、ルートとは別に社殿の裏に降りる小径(行き止まり)があるので、間違えないように注意が必要です。ここは一旦下りると、上るのがメチャたいへんです。
公園の案内・駐車場

所在地は愛知県名古屋市名東区猪高町大字高針山ノ中「愛知カンツリー倶楽部(ゴルフ場)」に隣接。

  • 平針と本郷を結ぶ県道219号線側の入り口より、公園内の奥にある駐車場(無料)に車を止めます。(最初の広い駐車場でなく、ゴルフ場の前を通り西側駐車場です)その後、3つのルートで紹介した①の鳥居(野球場近く)までは徒歩で2~3分くらいです。②の入り口は、駐車場から運動場方向(南側)にあるトイレ(駐車場近くのトイレでなく、遠いほうです)を目安に歩き3分くらいです。(入口は午後7時に閉門。夜間の立ち入りは禁止されていないものの、昼間の参拝をおすすめします)
  • 名古屋環状2号線(一般道)の国道302号線「鴻の巣=こうのす」信号交差点から、公園に入るルートもあります。こちらのほうが駐車場に近いです。(園内の道路は途中横断する人もいるため注意が必要です
  • 交通機関を利用される方は地下鉄東山線「星が丘」駅より、市バス(梅森荘行き)または名鉄バス(五色園行き)に乗り換え「梅森坂口」で下車します。①の鳥居までは徒歩で10分くらいです。また市バスで星ケ丘(西山小学校経由で星が丘に巡回する)行に乗車し「高針原」で下車、徒歩で約16分のルートもあります。運賃はいずれも片道210円(子ども100円)です。

携帯電話は使えます。すべての場所で確認したわけではありませんが、社殿を含め電波状況は大丈夫でした。(au回線)

Googleマップ[表示]


上記は「国道302号線」鴻の巣(こうのす)信号交差点から、公園に入るルート。

毒ヘビやスズメバチに注意

春から秋にかけてはヘビ(特に強い毒を持つマムシ)やスズメバチに注意が必要です。噛みつかれたり刺されなくても驚いて転倒したり、崖道では転落する恐れもあります。

Beware of vipers and wasps!

危険生物

(1)マムシに注意

ヘビの活動時期は種類や個体差があるものの、日中の気温が15℃を超える頃(3月中旬頃)~11月中旬頃まで。マムシは待ち伏せて獲物を捕まえる習性があり、地面や落ち葉と同化して動かないことも多く、気づきにくいので特に注意が必要。

過去には別の場所ですが3月中旬頃に、「シマヘビ」の一種で全体が黒色したカラスヘビ(毒はない)、4月には「牧野が池」近くの道で大きな「アオダイショウ(毒はない)」、10月には池のほとりで「マムシ」も見ました。アオダイショウは池に向かっていました。近くで遭遇すると怖いね。しばらくすると水面がバシャバシャする騒がしい音。木々に遮られ見えなかったものの、池を泳ぐカモを襲っていたかも・・

(2)危ないスズメバチ

スズメバチの写真

▲参考写真

強い毒を持つスズメバチの活動時期は5月~11月初旬です。6月頃から働きバチが増え、9月~10月は攻撃性が高まる(巣に近づくだけで威嚇)と言われています。ハチの巣は木の上、軒下のイメージがありますが、木の根元や倒木の下などにも多く作ります。(黒い服や帽子の着用は特に危険といわれます)

夏はおそがいよ、お化けは出ないけど怖いヘビがいそうだし。

公園を含め日中は何度も訪れていますが、お化けや幽霊とは今のところ遭遇したことはありません。たぶん大丈夫です。かわいい猫に遭遇することはあります。(”通せんぼ”された時に備え、小袋のキャットフードorチュールを持参すると安心です)

林の中や池の付近は特に気をつけたいね。

(3)その他、注意が必要なこと

境内にトイレ・休憩場所はありません。これまで紹介したルート②の入り口近くにあります。社殿の周辺を含め常に多くの人が訪れる神社のように整備されていないため、子どもと一緒の場合は目を離さず、予期せぬ事故に注意が必要です。周辺に電灯などはなく、夜間はまっくら森です。(夜のお化けリスクは不明)木々に囲まれているため、夕暮れはすぐに暗くなります。初詣などでは懐中電灯をお忘れなく。

お出かけの際は寒さ対策しっかり行い、路面凍結によるスリップや転倒事故等に、くれぐれもお気をつけください。(直近の天気予報をご確認ください)インフルエンザが流行しています。マスク着用もお忘れなく。
白蛇おみくじ

白蛇のおみくじ

神社とは関係ありません。

 おみくじ


ラッキー度は超大吉>大吉>吉>中吉≒半吉>小吉>末吉です。凶と大凶は白蛇にぐるぐる巻きにされ出ません。代わりに超大吉を入れています。どの札にも元気が出るおまじない。

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#白美龍神社 #牧野ケ池公園 #名東区