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チーズビーフ&フィッシュは進化した?
2019年3月に回転すしチェーンとしては、初めて販売したハンバーガー『くらバーガー』のミートとフィッシュ。話題性もあって販売初月には100万食を売り上げたとか・・。そして2019年7月に第2弾として「極み」の冠文字が追加され、「チーズフビーフ」と「チーズフィッシュ」にバージョンアップ!
極み くらバーガー(チーズビーフ)
ジューシーで歯ごたえのあるビーフに、米粉と黒酢を配合したバンズ(パン)は、ふわふわ感はあまりなく、やや硬めの印象です。(フィッシュも同じ)
パテは前作のミートからビーフに変更。牛肉100%になったようです。
パテのビーフはマクドナルドなどファーストフードのハンバーガーとは一味違います。一緒にサンドされたタマネギ天ぷらは脇役ではなく、異なる味の組み合わせとして創作感があります。
「極み」の内容は牛肉100%とチーズのトッピング。しかし前作のような斬新さは感じられない。価格は250円から390円に大幅アップが残念。
極み くらバーガー(チーズフィッシュ)
パテの風味は前作と同じ。さまざまな魚肉を凝縮したパテは、ずっしりとしたボリュームで”おさかな感”を強く感じる味です。ハンバーガーのイメージより、「魚肉はんぺん・黒はんぺん」や「じゃこ天」に近い風味。食感も良くカルシウムたっぷり感もあります。テリヤキソースとの組み合わせも良いと思います。
ファーストフード店やコンビニなどのフィッシュバーガー(白身のフライ)とは、まったく違います。「くら寿司」でしか味わえないバーガーです。
こちらの「極み」は、ビーフと同様にお魚パテにチーズをトッピング。そしてサンドされたタマネギにガリチップが加わり、お魚のクセを弱くしているとか・・。
しかし実際に食べた感想としては、お魚とチーズの組み合わせの良さがまったく分からない。またガリチップの追加も効果は薄いように思います。
価格は250円から390円に大幅アップ。「くら寿司」独自の創作バーガーで、お魚好きには満足感のある風味であるものの、価格満足度は大きく低下してますね。
お魚パテは好みが大きく分かれると思いますが、オリジナリティーもあり個人的には好きです。ライスバーガーにすれば、違った風味を楽しめそうです。
前作は「くら寿司」の意欲を感じたが・・
「極み」の冠名をつけ高級感を演出しようとしたバーガーであるのもの、いずれも風味や食感は前作と大きな違いは感じられなかった。
個人的な想像ではあるけど、前作は話題性もあって人気メニューになったものの、さほど利益が出なかったのかも知れない。そしてハンバーガーを食べるだけでお腹いっぱいになり、お寿司メニューの注文が減ってしまった可能性もあり、あえて大幅な価格アップを行ってバーガー好きな人だけに残したかったのだろうか。
食品諸表・価格
くら寿司HPから。価格は2019年9月現在で税別です。
極み KURA BURGER ビーフ
- カロリー:454kcal(前作より+60kcal)
- 価格:390円
- 持ち帰り:可
- 販売:てんぷら実施店舗のみ
極み KURA BURGER チーズフィッシュ
- カロリー:489kcal(前作より+13kcal)
- 価格:390円
- 持ち帰り:可
- 販売:てんぷら実施店舗のみ