医学部2年生のカリキュラムと学生生活

「あと戻りはできないんだ」という意識が強く芽生えた。

勉強

カリキュラムのメインは解剖実習

二年生のカリキュラムのメインはなんといっても解剖実習。解剖実習により、自分は医師になるんだ、もう後戻りはできないんだという意識が強く芽生えた。解剖実習のあの独特の臭い、空間、時間の流れ。おそらく医学を六年間学ぶ中で、最も印象に残る実習になるはず。

御献体が並んでる実習室に足を踏み入れる瞬間は誰もが緊張するはず。実習後は食べ物がのどを通らなくなる人もいれば、案外ケロっとしてる人も。ただ解剖をすればよいだけではなく、スケッチなどの課題も出されるので、夜遅くまで、場合によっては休日も実習室に足を運び解剖することになる。

医学的知識が二年生の段階ではほとんどないに等しいので、手探り状態で解剖していくことになるし、解剖に向けた予習をしてこないと、到底時間内には終わることができない。医学的な知識を身に付けた高学年になってから解剖をしたいという声も多く聞かれた。解剖実習が終われば、その後は比較的落ち着いた生活を送ることができる。

2年生の生活・感想

解剖実習期間はとても忙しく、あまり遊ぶ暇はない。実習がすべて終わった後は、週末に遊んだり、友達と飲みに出かけたりすることはできる。

解剖実習中は終わる時間が不定期になるので、時間に融通が利くバイトでないと厳しい。時間内に終わらず、バイト先に断りの電話を入れる羽目になることも
医学部でよく言われるのが、「奇数の学年が楽で、偶数の学年が忙しい」ということ。ただし大学によってカリキュラムも違うので、参考程度に。

二年生頃から、徐々に学内でカップルができてくる(部活内や、解剖実習班でカップルが誕生することも)

解剖実習では分からないことだらけで、辛いこともあるだろうが、御献体に敬意を払い、実習させていただけることに感謝して臨むこと。あまりに常識外れの行動をとると退学になることも。

医学部3年生のカリキュラムと学生生活

目次

勤務医の1日(後期研修3年目)

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