試験勉強と対策が中心の1年間
卒業試験・国家試験に向けて
私たちの大学では臨床実習は六年の前半まであり、選択実習となっていたため、自分で好きな科・興味がある科を選択して実習することができました。実習後はひたすらビデオ講座やQBなどを解き、国家試験に向けて勉強することになります。
規則正しい生活が重要
六年次になり、大学での授業や実習ががなくなると、大学に行くも行かないも個人の自由となり、生活リズムが乱れがちになります。寝る時間と起きる時間を決めて、規則正しい生活を送りましょう。
私の大学では試験週間は週に何度もテストがありましたが、6年次はほとんど試験がない(場合によっては卒業試験さえもない)大学もあるようです。
卒業試験の再試は5割弱・・
卒業試験では再試に掛かる人が五割弱、再試でも落ちてしまう人はその更に半分程度いました。卒業試験に合格できないと卒留になってしまうのですが、大学によって卒留の人数は0人から25人程度とかなり異なっているようです。(医学部は一学年100人前後)
日々の焦燥感が強くなる・・
マッチングに向けて、病院見学や採用試験を受けに行く必要がありますが、それが終わった秋頃からは遊ぼうと思ったらいくらでも遊べますし、海外旅行に行く時間さえあります。
ただ医師国家試験の範囲が膨大なため、日々焦燥感が強く、遊びに行くというような気持ちにはなれませんでした。気の合う友達と夕食を食べに出掛けたりなどは気分転換になって良いと思います。
またバイトも余裕があればすることは可能ですが、医師国家試験に合格することが最優先事項であり、あまりお勧めはしませんし、周りでやっている人はほとんどいませんでした。