駅の北側は懐かしい街並
蒲郡市は愛知県を代表する観光都市のひとつ。海をテーマにした「ラグナシア」など現代的な観光施設と既視感にあふれた街並が残るエリアです。海と反対側の街を訪ねてみました。
[目次]
JR蒲郡駅(北側)周辺
▲駅の北側
▲駅前は地方都市の景観
日本一短い地下街
ローカル番組やメディアに取り上げられたこともある「蒲郡北駅前地下街」。駅のロータリーを超えると入り口があります。
▲階段を降りてスグの眺めです。突き当りは閉鎖されています。端から端まで歩いて1分もかからない短さ!しかし歴史は長く開業は1967年(昭和42年)ということです。60年近いですね。面積は全国でもっとも狭く、また人口10万人以下の都市で地下街があるのは、ここだけということです。
この地下道は市内や近郊の方はもちろん、観光で訪れた人、高度成長時代から現在までに仕事で蒲郡市に住まわれた方を含めると何万人、何十万人だと想像します。その方々の記憶のひとコマに残ってる場所かもしれません。
▲通路の反対側からの眺め。
▲左側の店舗前にあるコカ・コーラの冷蔵ケースは懐かしさを感じます。地上への階段近くにあるトイレは男女共用(入って確かめてはないです)のようです。むかしは珍しくはなかったものの、防犯上大丈夫なのかなと心配になりますね。
平坂街道の風景
県道383号線(平坂街道または市役所通りというそうです)に出ます。低層階の商業ビルが並んでいます。
▲豊橋市にある「水上ビル」の風景と似てますね。おそらく昭和30年代後半ごろの建築だと思います。
▲昭和の街角そのもの。交通量は非常に多い道路です。
▲日没後の風景です。蒲郡市は繊維工業・織物の街として発展した長い歴史があり、戦後も全国多くの地域から人が集まった都市です。かつては多くの人でにぎわった街道だと思います。今は古い建物が目立ちますが、日中の人通りも多く世代交代が進んでいる感じです。
駅前商店街
▲昭和世代の方なら既視感を感じる通りの風景ですね。
▲最近は仕出し屋さんを見かけることも少なくなりました。
▲住宅街にある冬の児童公園。どこか懐かしい風景です。
▲長い歴史と懐かしさを感じる薬店。近年は大規模なドラッグストアばかりになりましたが、街の薬屋さんは貴重です。
▲街の電気屋さん。
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