勢至菩薩(午年の守り本尊)の御利益・御真言

うま年の守り本尊
(衆生の迷いを断つ)

勢至菩薩
せいしぼさつ
干支 うま年 //

うま年のイラスト

[目次]

生まれた年

うま年の方
2026年 2014年 2002年 1990年
1978年 1966年 1954年 1942年

仏像の御姿(写真)

勢至菩薩

スマホ用の待ち受け画像
スマホ 千手観音 画像リンク
イメージ 勢至菩薩(午年)

※お使いの画面サイズによりトリミングが必要な場合があります。

あらまし(衆生の迷いを断つ菩薩)

阿弥陀三尊像では脇侍を観音菩薩(向かって左)とともに務める菩薩(同右)です。迷いと戦いの世界の苦しみから知恵を持って救うとされています。上記の写真は右手に蓮(はす)の花を持っていますが水瓶(水を入れるビン)を持っていることが仏像が多く、見分けがつきます。

御利益

勢至菩薩のご利益

  • 家内安全
  • 災いから守る
  • 福を招く

御真言

オン・サンザンザン・サク・ソワカ

ご真言(マントラとも呼ばれます)は不思議な力のある呪文といわれ、唱えてから願い事をすると良いそうです。最初の”オン”は「帰命(きみょう)=仏の救いを信じること」、最後の”ソワカ”は「幸あれ、祝福あれ」という意味です。

梵字と読み方

梵字はインドから中国、そして日本に伝わり平安時代に「空海=真言宗の開祖」により体系化された文字。一文字で諸仏諸尊を表し、御真言とともに広まったということです。本尊として「勢至菩薩」を祀る寺院の御朱印に使われることもあります。

勢至菩薩の梵字 サク
その他の干支

アイコンのリンク先で詳細を表示します。

ねずみ年の守り本尊は千手観音 うし年の守り本尊は虚空蔵菩薩 とら年の守り本尊は虚空蔵菩薩 うさぎ年の守り本尊は虚文殊菩薩
ねずみ うし とら うさぎ
たつ年の守り本尊は普賢菩薩 へび年の守り本尊は普賢菩薩 うま年の守り本尊は勢至菩薩 ひつじ年の守り本尊は大日如来
たつ へび うま ひつじ
さる年の守り本尊は大日如来 とり年の守り本尊は不動明王 いぬ年の守り本尊は阿弥陀如来 いのしし年の守り本尊は阿弥陀如来
さる とり いぬ いのしし

2025年の恵方は西南西(方位角255°)

干支ごとの人口(ご参考)

2023年時点での総務省統計局(出典)による推計人口です。干支の並び順に掲載しています。

干支 人口(推計) 干支 人口(推計)
子 (ねずみ) 1113万人 午 (うま) 969万人
丑 (うし) 1126万人 未 (ひつじ) 1027万人
寅 (とら) 1093万人 申 (さる) 1017万人
卯 (うさぎ) 997万人 酉 (とり) 980万人
辰 (たつ) 1016万人 戌 (いぬ) 1020万人
巳 (へび) 1022万人 亥 (いのしし) 1097万人

もっとも多いのは「丑=うし」年で約1126万人です。2番目は「子=ねずみ」年で約1113万人です。丑年の1949年(昭和24年)と前年の子年の1948年(昭和23年)は、第一次ベビーブームといわれ、その期間に生まれた方が多いことが影響しているそうです。いずれの年に生まれた方は2025年で75歳以上になります。3番目は亥年で約1097万人です。

もっとも少ないのは「午=うま」年で約969万人です。これは午年だった1966年(昭和41年)が60年ごとに巡る丙午(ひのえうま)にあたり、その年に生まれた女性は気性が荒いといった迷信があり、子どもを産むことを控えた影響と言われています。(1966年の出生数は約138万人で、前年より約46万人減少(約25%減)、翌年(未年)は約194万人で大きく増加(約42%増)しています。2026年(令和8年)は60年ぶりの丙午(ひのえうま)になります。

関連・出典
当サイトは宗教や理念などの普及・啓発等を目的としたものではありません。またいずれの宗旨・宗派とも関係はございません。また説明内容はwikipedia(日本の仏尊)文化庁(文化財)ほか、日本の仏像とお寺の謎(かゆみ)、仏尊事典(学研出版)などの書籍を参考にしています。仏像写真は十二支守護神の礼拝所(総括寺院)でもある「大須観音の普門殿」から、当サイトで撮影し背景を削除した画像です。
スポンサーリンク
シェアする
開運・吉日カレンダー
スポンサーリンク