神宮小路(昭和風情を残す名古屋レトロスポット)

昭和生まれの人はいつか見た風景
(名古屋市熱田区)

名鉄「神宮前駅」隣りにある「神宮小路 じんぐうこうじ」。長屋形式の店舗は1950年代の建築で、狭いエリアながら昭和風情が色濃く残り、半世紀を超えて続く飲食店もあります。(名古屋市は2024年度に再開発の構想をまとめるそうです)

神宮小路(熱田駅前)

40代以上の人なら場所は違っても、どこか記憶の隅にとどまる路地裏のイメージで、昭和中期から後期の映画やドラマで目にしたロケーションかもしれません。

[目次]

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神宮小路

都市部では少なくなった風情。昔はどこにでもあった裏路地に並ぶ飲食店。

昼の風情

神宮小町

夜の風情

神宮小路の夜

夜の路地裏

中華料理 えん楽

名古屋テレビ(メ-テレ)のドラマ「名古屋行き最終列車」のロケにも使われた「えん楽」。同ドラマシリーズの中では記憶に残るドラマのひとつです。

中華料理 えん楽

昭和中期の創業から半世紀以上営業されているそうです。

その他

おしゃれな店

モダンな店もあります

路地の店

神宮小路の路地

神宮小町

温もりを感じるレストラン

長い年月を感じます。

何の店だったのだろう?

「神宮小路」のエリアには店舗とは無関係な私有地(立ち入り禁止)もあるようです。

神宮商店街

名鉄「神宮前駅」を降りるてすぐに商店街があります。昭和風情を感じる通りです。閉まっているお店も少なくなく、時代の移ろいを感じます。

熱田神宮きよめ餅

きよめ餅」は熱田神宮参拝のお土産として有名ですね。「天明=江戸時代の中期(1781年~1789年)」から240年を超えて愛されています。

神宮商店街

街角の宝くじ売り場

Street corner lottery booths

神宮小路の近くにある懐かしさを感じる宝くじ売り店。最近は大型店舗内のテナントやスーパーの敷地内が多いですね。名鉄「神宮前駅」近くということもあり、買い求める方も多そうです。店のガラスには高額当選の貼り紙も多かったです。

熱田神宮前の宝くじ売り場

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昭和世代の心に残るお店

A store that will remain in the hearts of the Showa generation.

昭和生まれの人なら記憶のどこかに残る商店街のイメージかもしれません。時間帯によって違うとは思いますが、平日午後は歩く人も少なく年齢層も高めでした。

レコード・音楽テープの電気屋さん

音楽テープ!今はほとんど使われなくなったカセットテープ、ビデオテープですね。TDK、マクセル、ソニー、デンオンなど多くのメーカーがありました。記録媒体もノーマル、ハイポジ、クローム、メタルがありました。2本セット、3本セットで販売されていました。包装フィルムをはがしたときの匂いを思い出します。またメタルテープの音質は格段に良かったものの価格も高くなかなか手が出せなかった。

カセットテープが全盛だったのは30年以上前。記録時間もA面とB面を合わせて60分、90分が多くセット売りが多かったものの1つあたり300円~500円。録音できる音楽も10~20曲程度ですね。今では掌に収まるUSBやSDカードに数千、数万曲も記録が可能で、1000円程度から。当時は想像すらできなかったことで、ドラエモンですらポケットから出せなかったです。

アナログ時代は録音機器や記録媒体による音質の差が大きく趣味としての楽しみも多かったですね。ドルビーB、ドルビーC、オートリバース・・こんな言葉を思い出された方は、オーディオ好きな方ですね。フェライト/アモルファスヘッド、「ワウフラッター=録音再生機器の回転部のムラ」をご存じであれば、往年のオーディオマニアかも・・^^

昭和世代のヒット曲1960年代1970年代1980年代1990年代
商店街のお店

この商店街の約半数は営業していないそうです。(下記の写真は拡大表示)

神宮商店街

懐かしい店

懐かしい店

熱田餅のお店

パン屋さん

神宮商店街

熱田神宮商店街

熱田神宮商店街

熱田区役所側(神宮駅反対側)から

神宮商店街

神宮商店街(夜の風景)

昭和時代の熱田神宮駅周辺

商店街を抜けると熱田区役所があります。(神宮前駅から歩いた場合)区役所前には昭和初期~中期ごろと思われる当時の写真が掲示してありました。

昭和時代の熱田神宮

上記写真の説明部分を名古屋市の資料から出典しています。

現在のJR熱田駅前は、名古屋市電の2つの路線が走る分岐点でした。合併間もない熱田と名古屋を結ぶ「熱田線」(明治41年(1908)開業)、名古屋港と市内を結ぶ「築港線」(明治43年(1910)開業)の2つで、どちらの路線も市営化前に名古屋電気鉄道が開業しました。なかでも、熱田線は初詣や七五三の際には多くの人が利用し、臨時に熱田神宮前停留場への便が増設されるほどでした。特に初詣の際は和服姿の乗客も多く、道いっぱいに人が溢れるほどの賑わいでした。

English Summary[read]

The area in front of present-day JR Atsuta Station was the junction of two Nagoya streetcar lines. The Atsuta Line (opened in 1908), which connected the newly merged Atsuta with Nagoya, and the Chikko Line (opened in 1910), which connected the city with the Port of Nagoya. Of the two, the Atsuta Line was used by many people during Hatsumode (New Year’s visit to the shrine) and Shichi-Go-San (Seven-Five-Three Festival), so much so that a temporary service to the Atsuta Jingu-mae stop was added to the line. Especially during Hatsumode, many passengers were dressed in kimonos, and the streets were so crowded that they overflowed with people.

 

名鉄神宮前駅

開業は2024年9月1日に「あつたnagAya」としてオープンするということです。

名鉄神宮前駅(駅西ビル)

▲上記写真は2023年10月の様子です。

1983年(昭和58年)に建てられた駅西ビルは、周辺の再開発にともない2021年(令和3年)8月から解体工事が始まっています。2022年(令和4年)において1日の乗降者数は、約2万8000人ということです。

祭りのあとの寂しさ

神宮小路と神宮前商店街の写真を撮りに訪れたのは、12月と新年の2回。熱田神宮の初もうで客は3が日明けの夜でしたが、境内は多くの人で賑わっていました。しかし神宮正門から地下鉄「熱田神宮西駅(※)」までは、人通りもめっきり少なくなり屋台も店じまいしていました。

(※)2023年(令和5年)1月4日から地下鉄「神宮西駅」の駅名は「熱田神宮西駅」に改称されています。同様に「伝馬町駅」は「熱田伝馬町駅」になっています。

祭りのあとの寂しさ

クリスマス、年末、お正月が過ぎる頃は、祭りの後の寂しさを感じます。吉田拓郎さんの名曲「祭りのあと」が頭の中に流れました^^

このページの写真は2022年12月~2023年10月です。

#熱田区 #神宮小路 #「あつたnagAya」

レトロな街の風景

円頓寺商店街 四間道 神宮小路
円頓寺 四間道 神宮小路
名古屋駅西口 蒲郡市 柳瀬(岐阜市)
名古屋駅(西) 蒲郡駅前 柳ケ瀬(岐阜市)