親子悲願仏(浅野祥雲)五色園

親子悲願仏
[目次]

「浅野祥雲」の素晴らしいコンクリート塑像の作品を紹介するページであり、特定の宗教やその教えの流布を目的したものではありません。また当サイトは宗教法人「五色園」とは関係ございません。

親子悲願仏

風の音、風に揺らぐ木々の音しか聞こえない静かな場所に佇んでいます。

阿弥陀如来の立像

訪れる季節により、周囲の草木など景色が異なることがあります。(2月下旬に撮影)

阿弥陀如来の立像写真(五色園の親子悲願仏)
▲阿弥陀如来は木立に囲まれた静かな場所です。台座を含めた高さは6~7メートルくらいです。建立されてから長い歳月を感じます。浅野祥雲の塑像輪郭は曲線が多くソフトな印象ですが、この立像は少し違う感じがします。同氏の作品であるかは確認できませんでした。台座には南無阿弥陀仏と刻まれています。

阿弥陀如来の尊顔
▲優しい表情で衆生を見下ろされていますが、どことなく憂いも感じます。

親子悲願仏
▲阿弥陀如来像の前にあります。これは大きな香炉なのかな・・?

立像の解説

「親子悲願仏」については、五色園の説明が書かれた案内板の文字が薄れており、読むことが出来ませんでした。わかり次第、掲載したいと思います。

親子悲願仏までのルート

五色園内の案内図

下記マップ⑪の場所です。「川越の名号」で、親鸞聖人が川を渡った塑像(船頭さん)の右後方あたりの雑木林に、少し開けた斜面があります。そこを上がると左方向に進む小径があります。歩いて2分程度で立像の場所に着きます。

五色園の塑像場所マップ

  • 入り口から終点までの徒歩時間は緑色の道路が約8分(本堂前の階段まで)、青色の道路は約11分(本堂裏手まで)です。見学せずに歩いた場合です。
  • 各場所の距離感は目安程度でお願いします。
  • 番号は塑像ごとに近いエリアで掲載しており、「五色園」が塑像付近に掲げられた案内板の番号ではありません。(案内板はないところもあり、文字も消えかかっています)

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(印刷はA4タテを推奨)

案内図はご自由にお使いください。

親子悲願仏への入り口 林の中の小径
上記塑像の右後方あたりです。 斜面をあがり左へ進みます。

斜面の距離は短いものの滑らないようにお気をつけください。また上記の写真は2月下旬頃ですが、5月を過ぎると草木に覆われ、斜面が分かりにくくなります。

また大回りになりますが霊園近く(霊園の南端あたり)にも入り口があり、ここからはスグの場所で、分かりやすいですが霊園を横切るため配慮が必要です。「親子悲願仏」付近の出口を出るとすぐに霊園に続きます。

(1)塑像が近い順番に巡る

御流罪 御流罪 鈴虫松虫の剃髪得度 鈴虫松虫の剃髪得度
⑩御流罪 ⑫鈴虫松虫の剃髪得度

(2)浅野祥雲の塑像(一覧)

[3-1]車両の通行が出来る道路側(脇道ルートを含む)、および本堂または寺務所付近

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)

01 月見の宴 02 信行両座 03 赤山明神
貴婦人解逅
04 身代わり
の名号
05 縁結び
弁財天女
06 川越の名号
07 不動明王 08 御田植 09 桜ケ池大蛇
入定の由来
10 御流罪 11 親子悲願仏 12 鈴虫松虫の
剃髪得度
13 肉付の面 14 日野左衛門
門前石枕
15 五劫思惟仏
16 六角堂ご参篭
雲母坂お通い

[3-2]車両通行禁止の道路側(脇道ルートを含む)

下記の番号は塑像付近の案内板に記されたものとは違います。見学する際の効率から比較的近い範囲の塑像順に当サイトで番号をつけたものです。(園内の案内文字は消えかかっている場合が多いです)すべて徒歩で巡るルートです。

17 板敷山
弁円狙撃
18 弁円悔悟 19 六角堂
(百夜祈願)
20 箱根権現
御饗応
21 日吉丸矢作橋
出世の緒
22 夜盗耳四郎
聞法の場

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(3)見学時に注意すること

  • 塑像の周囲は雑木林なっています。開けた場所ですが念のためマムシやスズメバチにご注意ください。
園内共通の注意点[危険生物など表示]

塑像作品の多くは雑木林の中や草木が多い場所です。また足場の悪い石段もあります。散策には歩きやすい靴(スニーカー等)をおすすめします。自然豊かな環境であるがゆえ、春から秋はマムシやスズメバチに注意が必要です。レジャー施設ではなく宗教公園で霊園もあり、散策には配慮が必要だと思います。

一般参拝者用のトイレは本堂への階段下付近(霊園の近く)にしかありません。(飲料水の自販機も同じで1か所だけ)暑い季節は熱中症にお気をつけください。携帯電話は筆者が確認した範囲では圏内(au)です。しかし電波が弱い場所もあります。

危険生物
マムシは待ち伏せで獲物を捕まえる習性があり、地面や落ち葉と同化して動かないことも多く、気づきにくいので特に注意が必要。(池など水辺で見かけることも多い)スズメバチの巣は雑木林の中、倒木などにあることも多いです。

ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意するゆっくり静かにその場を離れる。頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。(大阪府医師会のページから引用)

(4)参考文献・サイトなど

#浅野祥雲 #五色園 #日進市